hakusangogo

生徒の作品を掲載します! どうぞ、よろしく

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

かき氷と梅雨と

物静かな彼は、短歌の中ではわりとはじけていましたよ。 あれ、こんな作品を書く人なんだと毎回楽しみにしていました。いろいろと工夫をして、折々の気になるものを作品にしています。 1年生のころは、ハッチャケています。本人そのものは至って地味で物静…

愛犬のくうたくん

私の宝物は、愛犬のくうたくんです。 くうたとの出会いは、ペットショップです。もともとはうさぎを飼っていたのだけれど、そのうさぎが逃げ出して、その囲っていた網に引っ掛かった猫を次に飼ったのだけれど、その猫も病気を持っていて一週間で死んでしまい…

心をととのえて、さあ甲子園!

野球部の子が、1年生の秋に作った短歌があります。 運動会走る少年を見てなぜか落ち着くわたしの心 「こち亀」の両津勘吉さんに似ているという、実直でおっとりしていた彼。 短歌のリズムはわかっていたと思うのですが、なぜか六七三七七です。 穏やかな彼…

なつまつりだれといっしょに?

十代の頃、おまつりって楽しかったですね。 でも、大人になって楽しめるまつりって、あるんだろうか。 たぶん、まつりに積極的に関わっていないと、面倒で、自分の時間が取られてしまうから、とかなんとか理由づけて、遠ざかっていくような気がします。 大人…

まるで砂漠!

不思議なことばを聞くことがあります。 この絵にあるように「マジ、マンジ!」 いちおう韻(いん)を踏んでいます。さすがラップ世代です。 若者たちは、似たような音を重ねてリズムをつくろうとしている。 果たして「マジ、マンジ!」の意味は何だろう。 私…

ともだち、人との関係

今の若い人たち、窮屈で何かに縛られているなあとオッサンの私なんかは思います。それでも、若い人たちは、その関係の中で生きていくしかないのです。 どうしたらもっと伸び伸びやれるんだろう。もうすべては音声も行動も何かでそのままチェックされているん…

徹夜明けの朝

おそらく、ちゃんと寝てないのだと思われます。 事故もなく静かにおしゃべりとかしている分には、それもありかと思いますが、大騒ぎされると、まわりに迷惑だし、寝たい子の邪魔になるから、節度を持って徹夜してほしい。 修学旅行とかの夜です。私も眠れな…

もうすぐ七月です!

気づけば6月も下旬になりそうです。あと十日もしたら、今年の半分は終わってしまいます。時間はどうしてこんなに早く過ぎていくんでしょう。 だから、せいぜい今できることをしなくては、と思うのです。 夏の短歌はいろいろありますが、彼女の作品を取り上…

おうちへ帰ろう!

おうちに帰ろう、これをテーマに集めてみます。 ああ家に帰りたいなあ家に行こ家に帰って勉強をする 男子 ホントに「勉強をする」んだろうか。とにかく今の気持ちとして、「学校でしなくていいから、家に帰らせて!」そういう意味じゃなかったのかな。彼が下…

大粒の雨……

仲良しの友だちがいました。控えめで、でもしっかり思ったことは口にすることのできる、波長の合う、それこそお友だち。小さいころから仲良くしていた。 学校も同じだし、通学も同じ。お互いに助け合って、励まし合っていました。 ところが、高1の冬、その子…

美術部コラボ

先輩、後輩の2人のコラボでいってみましょう。 先輩は、こんな作品を書いています。 いつの間に大きくなったと言った親うれしいけれど少しさびしい そうなんだ。彼女は、丁寧な絵を描く人でした。あれこれと注文されたものを、それぞれに対応するため時間を…

サッカー部の子らの歌

1 集中のとぎれた時はお散歩へ立秋の風空をぼんやり ……クールな彼の作品です。夏休み、学校であれこれしなければならなかった三年生、モヤモヤすることもあったんでしょう。でも、気持ちの切り替えのできる彼は、ひとりで気分転換をしていた。 2 寒くなり…

2016年秋の沖縄短歌 その1

今週のお題「修学旅行の思い出」 1・沖縄の海はすごくうきれいですうつくしいです超青い 男子 ……そのままだけど、雰囲気は出ていますね。 2・はじめての沖縄料理海ぶどうぷちぷちしててちょっと苦手 女子 ……海ぶどうの食感、年とったらなんでもないものな…

電車の想い、いよいよ夏へ

いよいよ梅雨のシーズンです。そうか、梅雨入りなのか。残念でした。私たちは雨期のあるところに住んでいたんですね。ものすごく暑い日があるかと思うと、ものすごい雨が襲い掛かる時だってある。 そうした中で、何年もこの雨期を過ごし、厳しい夏を迎え、一…

コケコッコーと国際通りへ!

今週のお題「修学旅行」 民泊ではじめて食べたソーキソバ少しピリ辛初めての味 女子 ……あのピリ辛のお酢みたいなのを入れたんでしょうか。 ぶらぶらり国際通り散歩するまわり見ればビルたくさんだ 男子 ……まわりを見る余裕もないくらい国際通りを楽しんだと…

おきなわ、秋、海

今週のお題「修学旅行の思い出」 何年か前の、沖縄の旅の短歌を見てやってください。 みんな一生懸命南国ムードを吸収しようとしていました。 空港で手荷物検査心配だキャリーバックと身体検査 男子 民泊で初めてやった三線は意外と弾けたキラキラ星よ 女子 …

ヒマワリと友だち、季節は夏

男子二人の夏の短歌を紹介します。二人とも元気で背の高い若者でした。 夏空に聞こえる僕らの笑い声それにつられて揺れるヒマワリ ……少しできすぎという感じがしないでもありません。 友人と一緒に笑って過ごす日々この時を永遠と思うよう ……彼はいろいろ分…