男子二人の夏の短歌を紹介します。二人とも元気で背の高い若者でした。
夏空に聞こえる僕らの笑い声それにつられて揺れるヒマワリ
……少しできすぎという感じがしないでもありません。
友人と一緒に笑って過ごす日々この時を永遠と思うよう
……彼はいろいろ分かっている感じなんだけど、下の句が整理されていない。
だから、スンナリと歌の世界に入っていけません。何だか惜しいです。
1人はバスケットで頑張り、もう1人は陸上で頑張り、高校生活に少しずつ慣れ親しんでいった頃の作品でした。
2人とも、クラブは事情があって辞めてしまい、何だかもったいないことになりました。でも、2人とも文化祭ではバンドを組んで活躍したり、生徒会活動やら、絵の才能を生かしたり、自分たちなりの高校生活を送れたことでしょう。
ついこの間のことなのに、何だか懐かしいような、遠い昔のことのような、そんな気持ちにさせてくれる作品です。
カッコイイ2人は今、どこで何をしているんでしょう。