hakusangogo

生徒の作品を掲載します! どうぞ、よろしく

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

首振りしない扇風機

四月が終わろうとしているだけですけど、夏の気分はありますね。 休日の夕方、窓を開けて網戸にしています。どこかのおうちで焼き肉でもしているのか、ずっとオバチャンの笑い声がしています。お年寄りの焼き肉なのか、そんなに肉々しい匂いもしませんね。み…

チャボのように?

昨日、久しぶりに彼女に会いました。仕事が終わって、ひとりでクルマで学校に来たということでした。さっと現れ、さっと帰っていきました。 何がしたくて学校に来てみたのだろう。 三連休を前にして、世の中が少し浮かれた雰囲気だし、少し落ち着こうと思っ…

ネコのいる帰り道

彼は弓道部でした。現役時代はめざましい成果はなかったかもしれないけど、団体戦に出たり、チームの柱になれる優しい先輩だったようです。 その彼はあまり語りはしなかったけれど、それなりに悩み、苦しみ、恋に失敗し、傷つき、また立ち向かいして、将来は…

しなやかな自分を見つけて!

今振り返ってみても、彼女のしなやかさは感動的でした。こんな痛快な文章が書けるなんて、とても突き抜けている感じがありました。 でも、これは簡単に獲得したものではなくて、実に地道でコツコツとした歳月の上でやっと身につけた境地だったのだと思います…

特別なヒカリ

彼女は不思議な雰囲気をもった生徒でした。 長い髪、少し冷めた口調、わりとおおがらでゆったりとした感じ。でも、ごくたまにカンシャクを起こしたり、仲間とけんかをしたり、書いてみるとフツーの高校生だな。そうか、そんなに不思議ということでもなかった…

久しぶりの雨になりました!

久しぶりにまとまった雨が降っています。先週の土日に雨が降るという話はそれほどでもなかったから、こんなに一生懸命降ってくれたら、少しは空気中のゴミやチリも洗われるかなと思います。 近ごろはヒノキの花粉とホコリとPM2.5と黄砂で、クルマが汚れてい…

枝を渡る夏の風よ

今日、雨が降るということでした。ところがたまたま出かけたところは、昼間は晴れていました。快晴ではなかったけれど、それなりに紫外線はあったようです。 帰宅してビックリ! まだヒノキの花粉やら黄砂、PM2.5などが飛んでいて、顔がヒリヒリしまし…

湿った教室みんな寝ている……

とても衝撃的な短歌です。なんという恐ろしい状況なのだ! これは血の池地獄が針の山かと、ゾーッとします。それくらいドキッとする。 でも、これも青春讃歌なのかもしれないと、暗示をかけて読んだら、まあ、こういうこともありなのかなと納得もしますが、…

夏が好きだった

彼は1年からレギュラーで試合に出ていました。夏の大会でも本当によく打ちました。内野だったかな、たぶん。それよりも打撃が印象があります。三番バッターだったでしょうか。将来チームの中心になる人だと思っていました。 当時の作品がこれです。 夏が来…

今まで使ったモノたちへ

本が大好きな彼女は、高校生のビブリオバトルの大会にも出たことがあります。普段は物静かな彼女が、大会ではとつとつとして自分の好きな本のことを語りました。 残念ながら、大会はやはりもっと押し出しの強い子でないと勝てなくて、予選リーグでやられてし…

平和な家族

彼はなかなか自分のホントの気持ちを表現できない人でした。 彼が何か話していると、たいていは目の前で起きていることの批判であり、そうしたこととは関係がないことを喜ぶ自分独自の位置のアピールでした。 何だかひねくれたヤツだなといつも思っていまし…

のんきな生活、はた目から見たら……?

きっとクラブで忙しかったり、勉強が大変だったり、おなかが空いたり、食べても食べてもおなかいっぱいにならなかったりするんでしょう。 短歌を見たら、なんだかのんきそうに聞こえるけれど、決してそれだけではなかったと思います。あのマイペースな彼にし…

人とのつながり

前回に引き続いて新学期、一年生の短歌です。 一年生は不安がいっぱいで、人との距離がうまくつかめません。少しとっかかりが見つかったら、それこそがすべてとカン違いしてしまう。でも、このカン違いから友情が生まれる時もあるわけだから、頑張らなくては…

一年生叶わぬ恋に春風に

恋って大事なものなんでしたね。私は忘れていました。 短歌のリズムにのせて真面目に恋する気持ちやもどかしさを書いています。 4つの作品を見ると、まだまだ人間関係ができていない中で模索している気配は感じます。 ここを突破するためには、自分を思い切…

道ばたに咲く傘

2017年のエースAYさん再び登場! サッパリしているんですけど、私は好きですね。余韻があります。 雨の朝道ばたに咲く傘の色たまには雨も悪くないかな AY 今日みたいに初夏を思わせるような天気だと、春はどこへ行ったという感じですけど、こ何日かの陽…

一日のおわりに……

今日みたいな日、日中とても暑くて、紫外線は強く、少し外に出ただけでフラフラになり、どうにかこうにか家にたどり着いたら、とても体は疲れているのだけれど、でも、心はなんとなくあれこれ仕事をした感じが残っていたら、少しだけ充実感がありますね。 そ…

ゆうぐれの海キラキラ

わりと面倒見がいいんだとビックリしたのが次の歌です。 子守りするいとこの子ども七人で私は次の日体が痛い 男子 冷めたところのある子だし、小さい子の相手なんてやってらんないよ、とでも言いそうな感じなんだけど、そうではありませんでした。 きっと小…

春が来て……

春は真っ盛りになっていました。わかってはいたけれど、実感してなかったのかなあ。