本が大好きな彼女は、高校生のビブリオバトルの大会にも出たことがあります。普段は物静かな彼女が、大会ではとつとつとして自分の好きな本のことを語りました。
残念ながら、大会はやはりもっと押し出しの強い子でないと勝てなくて、予選リーグでやられてしまいましたっけ。でも、彼女はそんなのヘッチャラで、別に勝ち進むことなんか考えていないような雰囲気でした。
ただ、大好きな本に関わる大会で、大好きな本のことを語れるだけで楽しかったみたいでした。
私なら、邪心は出るし、大会なら勝ちたいと思うし、負けるのは腹が立つし、負けそうだったら試合に出ないとか、あれこれ考えます。
彼女は実に淡々と本の世界を語り、いろんな人とささやかな交流をしている。彼女は夢は持っているみたいで、少しずつそちらに近づいているのかな。えらいなと思います。
私はね本が好きなのたくさんの本に囲まれうれしいんだ 女子
彼女はどんな本が好きだったのか、うかつなことに私は彼女と本のお話したことあるんだろうか。ないかもしれない。
感謝しよう今まで使ったものたちよ、ありがとうね、またよろしく 女子
彼女のモノを大事にする気持ちは出ています。でも、少しストレート過ぎるかな。
具体的なモノを1つ取り上げて歌にしてくれたら、もう少し違う世界が広がった気がします。具体性って大事ですね。