首振りしない扇風機

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四月が終わろうとしているだけですけど、夏の気分はありますね。

 

休日の夕方、窓を開けて網戸にしています。どこかのおうちで焼き肉でもしているのか、ずっとオバチャンの笑い声がしています。お年寄りの焼き肉なのか、そんなに肉々しい匂いもしませんね。みりん干しを焼いている匂いがしますよ。

 

三連休の終わりの日の夕方としては、わりといい感じです。オバチャンたちの笑い声もいやな感じがしません。一日の終わりを惜しんでいる気配が満ちている。

 

でも、着実に暑い夏はやってきます。もうどんなにもがいても、確実にやってきて、私たちは身もだえすることでしょう。エアコンの部屋に入ったとしても、そんなのは気休めで、そこを出たらすぐに地獄の熱気に襲われることでしょう。

 

あつい夏首振りしない扇風機そっとながめてふっとため息   AY

 

もうどうしようもない暑さの前に、私たちのすべての道具はパンクしてしまいます。どうしようもない暑さの中で、どうにもならない自分をそこに見つけて、ただ時間が過ぎて疲れて寝てしまうまで、私たちは耐えるしかありません。

 

温暖化の世界へ、私たちはオンボロ扇風機を抱えて立ち向かうしかありません。エアコンでは無理です。ウチワでもいいかな。氷枕はどうだろう。タオル一枚というのもいいかも。蚊取り線香もいるのかな。

 

シンプルな道具で、夏に立ち向かえる体力も持たなくちゃいけませんね。