さて、2014年の生徒の皆さんの作品です。少しずつ今につながるね!
年明けにそっとあなたがささやいた 今年もずっと笑顔でいよう りさ
若い人たちは、こういう言葉にとろけてしまうんでしょうか。私は絶対にこんなこと言わないんだけど、恥ずかしいんだけど、言える人って、いるんですね。
好きだとも言わずに別れた雪の道北風たちがさみしく鳴いた ほずみ
壮絶な人生ですね。もっとガンガン言いたいこと言わなきゃ! この気持ちが本当のものかわからんから、なんて言い訳はしない。とにかく、今を大事に生きていかなきゃ! と、他人には言えますね。
秋になりわたしが誕生してきたよケーキを食べてお祝いしよう るな
何だかケロッと明るいうたです。ケーキ食べたくなりますね。
吹きわたる風の静けさ夜風鈴 行きも帰りも虫に鳴かせて りゅうへい
「よるふうりん」ということばづかい、私にはできない表現ですけど、若い人はいろんなしゃべりがあるんですね。うらやましいです。
みなさん、ニコニコしながらやって来るヤツ、どんなヤツなのか、ちゃんと見分けましょうね。とんでもないヤツかもしれないし、いい人なのかもしれない。
私たちの生き方が問われているんですね。