hakusangogo

生徒の作品を掲載します! どうぞ、よろしく

卒業する子らの五七五 その1

f:id:hakusangogo:20200301100605j:plain

 

オートバイ語る友の目男の目               男子

  バイクに乗ることがオトコなんだろうか。だったら簡単ですね! 女子は?

 

春休み学校なくなり悲しいな               男子

  まさに現在、本来あるべき姿を失ってしまった。いつか回復するかなあ。

 

無理しない黄色になったら止まろう            男子

  さすが、彼はずっと落ち着いていました。卒業するときもそうだった。でも、バレーしてる時は、違う人みたいだった。


葉をつめばその名が浮かぶおーいお茶           男子

  わざわざお茶というふうにしなくてもいいのに、律儀なんだもんな。

 

学校生活いろいろあったが終わりよし           男子

  年上の彼女とうまく行ってるかなあ。また、一緒に来てくださいね。

 

卒業式大人に一歩近づくね                女子

  だったらいいなあ。それだけで大人にはなれないかもしれない。

 

卒業仲間入りした社畜へ                 男子

  そんなふうに居直れたらいいですね。そして、そこで頑張ってね!

 

卒業だ卒業卒業卒業だ                  男子

  彼はプロレスファンだったのかなあ。バレーボールだと思ってました。

 

卒業だみんなと最後さようなら              男子

  彼は、「オハヨウ」と声をかけたら「サヨウナラ」と答える、ヨシモトの芸人さんみたいな受け答えをする人でした。みんなポッカーンですよ。


雪のよう降っては積もり消えていく            男子

  そういう虚無感って、青春ですね。何だかものすごく頑張ったのに、何も残ってない感じ、実はちゃんと消えずに残ってると思うんですけど、年を取ったら見えてくるかな。