たくさんの迷惑とこれからの自分 ＡＴ
今までの自分は、授業を真面目に受けなかったりして、親に迷惑をかけたりしていました。
中学一年生のときは、小学校と同じような感じで授業を受けていましたが、中二になって勉強を倍していました。でも、途中から元通りになってしまい、ほとんど遊んでばかりでした。
中三になり、「勉強しないと！」と思っていたのに、心と体がついていけなくなり、精神的に不安定の状態でした。中三の後半から勉強する気になって、頑張りましたが、第一志望校に落ち、二次で今の高校に入りました。
志望校に落ちたときは、前期も後期のときも応援してくれた親に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。なので、これからは勉強も頑張って、親に迷惑をかけないようにしたいし、親がびっくりするような就職をしたいと思います。
うっかりしている間に、7月はすぐそこまで来ています。
今も十分暑いけれど、もっと大変な二ヶ月があるのですね。考えただけでゾッとしますし、それを乗り切れるか、体力はあるのか、とても心配です。
7月は高校生の就活の始まりでもありました。求人票がどんどん届くし、どこの会社にするのか、わからなくてみんな悲鳴を上げるくらいでしょう。
名前を知らないところばかりだと思われますが、実はすごいとこだったりするわけで、改めて4月からの自分はどんなふうになっているのかイメージすることが大切です。
それで、ご近所の用品店では、新しい夏用の制服はどうですか、という提案をしてくれていました。
そうか、新しいシャツを着たら、「さあ、頑張るぞ」という気分になれるかな。
頑張ってもらいたいです。
新しい自分を見つける ＭＭ
今までの自分は、すごく人見知りでした。クラス替えなどでも、自分からなかなかしゃべりかけることができず、誰かがしゃべりかけてくれるまで待っていました。
でも、慣れたらいっぱい色々なことを友達に話してます。それと、今までの自分は、部活を頑張ってきました。そのスポーツは知っていたけど、やるのは初めてでした。クラブの人数がすごい多く、ライバルがいっぱいいました。時には顧問の先生とぶつかることもあり、何度も辞めようと思ったことがありました。でも、三年間続けることができました。
色々あったことを思い出しながら、これからの自分はあきらめずに勉強を頑張って、いい成績でいて、看護師になりたいと思います。なれたら、人見知りをなくし、色々な人を助けていきたいと思いました。仕事もしつつ、幸せな生活をおくりたいです。
これから、大変なことの方が多くなると思うけど、あきらめずに色々な人と支え合ってがんばっていきたいと思いました。
2012年から始まった河野裕子短歌賞
その第1回、青春の歌で入選したのが次の作品です。胸が少し苦しくなりますよ。
ふるえてる君の右肩に手をおいた でもどうしたのとは聞けなかった
彼女が一年生の時に作った作品でした。それが二年生でどうにか入選しました。
ワンシーンを切り取って、そこにそっと自分の思いを入れ込んでいます。それでいて、何かドラマを感じられる。
この君というのは異性なのか、友だちなのか。
どうしてその子は肩を震わせているのか。
わからないことはたくさんあるけれど、でも、選者の皆さんはここに真実を見つけてくださいました。何でもいいから、気持ちをぶつけないと、相手には伝わらない。
私も、なるべくそういうふうに生きていけるようにしたいです。
自分 ＫＴ
僕は奈良で生まれました。奈良はほんとうに良いところです。僕の住んでいるところは、とても田舎です。まわりは、山しかありません。でも、田舎で良かったです。
僕の良いところは、人への思いやりがあることです。僕の悪いところは、短気でわがままなところです。
僕の一番楽しかった思い出は、中学校の卒業式です。僕らはいつも四人でいました。その四人でよくヤンチャをしていました。卒業式では、短ラン、ボンタンを着て楽しい思い出をつくりました。中学校を卒業して、僕は今まで出会った人に感謝しました。
今は、高校でかわいい女の子を探しています。
★ 彼は、高校でステキな彼女を見つけました。でも、彼女のご両親には反対され、それからは離れ離れになってしまったのかな。ザンネンでした。お似合いの二人だったのにな。いや、まだ続いているのかな。
今も時々、仕事帰りの彼は学校に来てくれたりするんですけど、学校は彼らをゆったり迎えてあげれなくて、何だか申し訳ない感じです。何がいけないのかな。私は迎えてあげたいんだけどな。
夏初め気温が高くなっていくエアコンつけて涼しみたい 男子
そうですね。エアコンの中で仕事できたらいいですね。
夏が来て虫がたくさんわいている家の中まで来ないでください 男子
虫が来ないのをお願いしていますね。
新学期友だちできて楽しいが女子が少なく少し寂しい 女子
女子がたくさんいたら、トラブルも起こりますけど、ある程度必要です。
夏が来たみんなで走る暑い中協力しあい助け合う仲間 男子
「協力しあい」「助け合う」と、ことばが重なりすぎです。
夏が来たグランド走るサッカー部インターハイで優勝するぞ 男子
インターハイは夏ですけど、予選は４月くらいから始まります。
夏が来た遊びまくろう夏休みでも最後はつらい提出物 男子
これまた真実でした。真実をおもしろく表現するのがムズカシイです。
セミの音ミンミンと鳴く夏の声夜にはもっと聞こえてくるぞ 男子
セミは夜にも鳴いていましたか？ どうして彼はそういうふうに表現したのか？
