今年の夏、奥さんのふるさとの岩手県に四年ぶりに出かけました。今までは私がクルマでひとりで行き、奥さんが後からやって来るというパターンでしたが、今年は行く時も帰る時も一緒でした。
途中で、うちの奥さんは山形の妹さんと温泉めぐり、私は青森のねぶたを見てきて、人生初のねぶたに感動しました。もう、自分がそこにいられるということがうれしかった。そして、人々が次から次と電車から町中に向かう姿に圧倒されました。
みんながあの熱狂にふれたいと思っているんだ、もう何百年もこうして続けられてきた文化がここにある、そこに自分はいる、それが信じられませんでした。
夢のような三時間くらいがあって、夢中で町の中を歩きました。そして、19時でいよいよまつりはこれから、というところで電車に乗ってお泊りする町まで戻らねばなりませんでした。少し離れたところしか泊まるところが見つけられませんでした。
今度、近いうち、チャンスがあったら、クルマでやってきて、車中泊でいいから、夜遅くまでやってるのを見たいです。それがいつになるのか、30年、40年もかけられないから、行こうと思えばすぐに行かなきゃならないし、もういいやと思ったら、二度と見ることはないでしょう。すべては私次第です。
私は何をしたいのか？ 私にたずねながら、やりたいことを見つけていきたいです。ああ、明日から9月ですね。うれしいような、少しだけ悲しいような、複雑な気持ちです。
そして、今日は私の誕生日なんです。だから、いつもこの日はイヤだったなあ。まあ、そうしてあれこれ言ってられるのもあと数時間。明日になったら、地道に日常のあれこれをやっていかなくてはならないみたいです。まあ、頑張りましょう！
