6月もあと10日くらいです。今年も半年過ぎてしまいました。ずっとコロナとオリンピックを聞かされて、あと2ヶ月くらいしたら、オリンピックも終わるかな。
もうやるんだったら、さっさと無観客でやってもらって、なるべく感染拡大しないようにひっそりとやってもらいたい。こんな状況なのに、どうしてもやるだなんて、何を考えているんだろうね。
コロナは終わりませんよ。来年も同じように感染しないようにとか言ってるかもしれない。大変です。みんな疲れてしまうでしょう。
なんか、明るい話はないのかな?
ないですね。短歌でも、見てみましょうか。
1 住み慣れた愛しい町に背を向けて恋した町に歩いて行きます 女子
でもねえ。彼女は愛しい町に帰ってきて、今もお仕事してますよ。偉いなあ。もういくつかな、32になるのかな。結婚まだしてないのかな。もうしたのかな。また、彼女に会いに行きます。いつもクールで相手にもしてくれないけれど……。
2 夜のすみ、沈む私に星一つ、照らしてくれれば安心だから 女子
私は落ち込んでいる。でも、見上げると星が一つ私をささやかに照らしてくれていた。そういうことに気づけたら、もう落ち込んでる気持ちも落ち着いていくかなあ。
3 おれにずっとついて来いって、えらそうにゆったアンタがウチは大好き 女子
こんな女と男の関係、今もあるんだろうか。こんなことを言う男の人っているんだろうか。みんなこんなこと言われてうれしい? 私は絶対に言いません。
4 父親にキャベツの千切りうまくなったとほめられました 女子
お父さん、いいところを見つけましたね。こうして褒めてもらえたら、もっと料理してみようかなって思いますもんね。彼女は立派なお母さんになったみたい。
5 大嫌い子どもの頃から意味もなく、だけど同時にあこがれの兄 男子
昔の冊子からいくつか取り上げてみました。どんなシチュエーションで作られた作品なのか、私たちは想像するしかありません。でも、いい兄弟なんだろうなと思います。そう、彼は今看護師として忙しいはずです。元気でいるかなあ。また会えるかどうか、会えたらどんな話をしてくれるんだろう。雨でションボリなんかしてられないね。