hakusangogo

生徒の作品を掲載します! どうぞ、よろしく

ロバのパン屋さん、まだあるね!

 「ロバのパン」ってあったんですよ。ものすごく昔。チェーン店だったそうで、各地にそれを引き受けるところがあったみたいです。
 
 「ロバのパン屋」は、「株式会社ビタミンパン連鎖店本部」というところが、 1953(S28)年に京都市浜松市で移動販売を開始して、有名なメロディは誕生当時から流していたようです。
 
 現在(2019年)、正式に承認を受けている代理店は4店舗で、岐阜県岐阜市三重県四日市市高知県高知市徳島県阿波市の4か所でそれぞれ販売しているそうです。
 
 ここの蒸しパンは、「パンの素」と呼ばれている秘伝のベーキングパウダーがもとになっていて、ずっと受け継がれてきて、現在では会社の3代目のみが製法を知っているくらい大切に扱われてきたようです。
 
 どの蒸しパンも昔からの製法にこだわり、さらには厳選した材料を使用して作られています。蒸しパンに入っているチョコレートやいちごジャムなども全部手作り。
 
 普通なら使われる蒸しパンの生地には卵や牛乳、防腐剤、軟化剤を一切使用していないそうで、水と砂糖と小麦粉だけ、種類がわかるように着色料は使うけれども、他のものは何も入っていない。
 
 そんな食べ物だったらしいです。
 

 今日片づけをしていて、四日市の松田俊彦さんという方が今も「ロバのパン」活動を続けていて、県外からもやって来る、などという新聞の切り抜きを見つけて、せっかくだから書き込みました。
 
 うちの実家にも来ていました。私は、残念ながら食べさせてもらったことはありません。クルマのあとを追いかけた記憶もないなあ。ただ、記憶の片隅にポツンとそんなのがあるだけです。
 
 たぶん、いくつかの業者さんが地域を分担してまわってたんでしようね。パンって、珍しいし、滅多に食べられないものだったもんな。