津と松阪の間には、雲出川という大きな川が流れています。ここは境になっていて、ここから北は雪が降ってるのに、南では雪が降らないとか、天気もその他の面でもいろいろとほんの少しだけど違っているようです。
きっとコロナだって、この境目を越えて行ったり来たりはなかなかできなくて、人間が何かの手段で移動しないことには越えられないでしょう。
一志・嬉野あたりは大きな平野になっています。
空だって急に広くなります。市街地をクルマで走っていても、空も夕焼けだって見えますが、ただの背景でしかないのに、広いところに出ると、バーンと主役になるのです。
実は、自然はいつも主役なんだけど、人間はそういうことを忘れて、自分様が主役だとカン違いしてたんですね。
空は、山は、風は、実は人間は自然の中で細々と生きていく存在なのだとやさしく教えてくれている。
そんなの関係ないよって思う人もいるだろうけど、よく考えてみれば、私たちが主役だなんて、おこがましいというか、生意気というか、わかってない。
自分の人生においては、自分が頑張るしかないけど、世の中においては、私たちが主役になれることはありません。
オレ様が主役だ! と思いあがりたい気持ちは理解できますが、そんなのはなるべく思わないで、もっと控えめに生きていきたいです。
自分の人生さえ、自分で納得できたら、それでいいじゃありませんか。納得できなかったら、せいぜい努力するしかないじゃないですか。
今日は雨になりました。台風も来るというから、しばらくは落ち着かない天気でしょう。明日から、また月曜日、自分の納得できるように生きていきたいですね。