以前、松阪の短歌大会で、うちの生徒の作品が入選したのを書きました。
今回は、それを写真にしたものを貼り付けてみます。
短歌はこんな内容でした!
汗ぬぐい空を仰げば真っ直ぐな弓矢のあとにしみじみとする
みんなが、この子は弓道部なんだね、すごいね。実感かな。と思っていました。
私は、この子が弓道部ではないと知っていたので、イメージの中を矢が駆け抜けたくらいに思っていました。
でも、本当は、そうではありませんでした。
この弓矢のあとは、飛行機雲だったそうです。ああ、そう言われれば、確かに「空を仰」いでいるのだから、そう解釈しないとおかしいのです。
でも、私たちは偏見で、実際の弓矢のことを書いているんだと思ってしまう。これが人間の不思議なところです。