名松線は、上りの最終は20時前だと思うんですけど、実はそのあとに2本くらい走っているようです。
車両の編成上仕方がなくて、お客を乗せないままに行ったり来たりしているようです。なかなかそういうのを見るチャンスもなくて、そういうのがあるらしい、ということだけがわかっている。
それで、夜でも森の中を抜けていく車両は、時々野生生物などに出くわすそうで、昨夜だと思われますが、シカとぶつかったという事故があったそうです。
もちろん、新聞にもテレビにもネットにも載らない、田舎のごく当たり前の日常です。だから、JRさんも慣れたものでしょう。
でも、昨日はぶつかって、そのシカが大物だったのか、ラジエターを持って行ったという話でした。だから、車両はディーセルカーなのですが、エンジンがそんな状態なので、動かなかったそうです。
一両はダメになっている。仕方がないので、いつもなら二両編成で走るところを、通学で満員の二両なのに、一両だけで走らせる。その代わりに代行バスも二台用意する、という算段があったそうです。
そして、今朝は満員の一両と、二台のバスで生徒のみなさんは登校したようです。
バスは、みんなスヤスヤ寝てしまった、ということでした。割と楽しめたんだと思われます。けれども、車両の方は、満員で詰め込まれていますし、お年寄りのハイキングの団体さんもいたので、いつも以上の殺人的な混雑だったそうです。
みんなクタクタになって一両の車両から出てきました。
何だかいつもと違う朝は、昨日と違ってとてもさわやかでキレイな朝でした。空はこんなに青いのに、生徒のみなさんは朝からクタクタ、何だかかわいそうでした。
来週の金曜土曜は文化祭なんですけど、みんな楽しめるのかどうか。
私は、ぜひ思い出になるくらいの、楽しい時間を過ごせてもらえたら思っています。授業なんて、つまらないものです。こういう行事が楽しくなきゃ! そこで人のつながりもできるし、いつまでも記憶に残るものなんだから。