祖父への想い

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誰かへの思いを素直に言えること、カンタンなことではありません。

わかっていても言えないのが私たちです。

そして、たいていは私たちは誰かへの思いというのを最小限に抑えてしまっている気がします。

優しくしてくれたから、その相手の気持ちに応えて、こちらも相手のことを思いやる。それならできそうです。親子ならそういうのもありかな。

でも、祖父母なら、「あんなジイサン大嫌い」とか、「あのバアサンは……だった」というのは、よくあります。二極化していて、ものすごく慕っているか、嫌いかが分かれてしまいます。

 

空見上げ祖父との思い出胸にだく今も心の中にいる祖父  男子

 

この歌は、福井県の「ふるさとを詠む」というコンクールで特別な賞をいただいた作品です。

 

真面目な彼は、家族やペットのことを歌にして、お父さんのお仕事についても敬意を持っていて、将来は家の仕事を継ぐような気持ちを育てていました。

そうした家族思いの彼が、祖父への想いを歌にまとめて、それが人にも評価されました。見る人が見ればわかるんだろう、と私は感じています。

 

いつかは気持ちが通じる。いや、そうでなくてはならないと思うのです。