今でもふと、「ああ、そういえば、そんなこともあったな」と思い出すことがあります。
それは四年前の夏でした。この八月の初めから十日余り、本当に毎日が忙しかったんです。何が忙しいという具体的なことは、来客対応と募金集めとマスコミ対応と、そんなことが忙しかったのだと思われますが、気持ちが一番忙しかったでしょうか。
また再びあんなことができるか、というと、いざとなったらするかもしれませんが、できればやりたくないなと思います。もっと楽なポジションで楽しいところだけを味わわせてくれるのであれば、それなら楽しいかなと思うけれど、現場で必死になってヒーコラするのは大変です。
とはいうものの、やりがいはあったのかもしれないし、たくさんの人に喜んでもらえたかもしれないし、そういう面では充実感があったでしょうか。
そういうところから離れて、今は何でもない毎日が続いています。
やりがい・充実感を感じるためには必死になってやらないと、そういうのは味わえない。できればノンビリとらくーに過ごしていたら、誰も相手にしてくれない。
困りましたね。やはり、自分に無理をさせて、ほんの少しだけ大変なことをしなくちゃいけないのか。そうですね。それが人生というものですね。
みなさま、いかがお過ごしですか。
暑中お見舞い申し上げます。毎日コロナで大変ですけど、まわりでポツリポツリと感染者が出ている毎日ですけど、どうぞお気をつけて、この夏を乗り切りましょう。またいつか会える時を楽しみに、みんなが平和に暮らせるように、少しくらい充実感なんかなくてもいいから、のんびり暮らしたいですね。
