hakusangogo

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いつか地に着く

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2014年の短歌の残りです!

 

気がつけば学校生活三カ月そろそろ慣れた感じがよぎる時かな  りょうた

  このたどたどしい語り、彼の持ち味でした。進学してちゃんと就職できたんだろうか。バイトだったらできるだろうけど、何だか心配です。でも、しっかりやれる気もする。   

 

元気だねそう言ってくれるキミはいつも私以上に元気なキミだ   りりか

  彼女は今どこにいるんだろう。彼女の元気は今も続いているでしょうか。もう踊らなくなったかな。   

 

たんぽぽが風に吹かれて旅をする行く先なくともいつか地に着く  かずき

  ノッポの彼と同じように、フワフワと風に吹かれるタンポポのタネを詠んでいます。行く先はなくても、どこかに落ち着くんだ、と彼は書いています。  

 

明日にも試験があると思ったら気が遠くなり疲れてくるね     なおと

  彼みたいな真面目な人も、やはり試験はイヤでしたか。そして、気づかれはしたみたいです。でも、ちゃんと立ち向かってましたよ。逃げないで。とはいうものの、心の中では疲れる時もあったのかな。

 

 

 

 右足と左足を交互に出せば歩けるというこの素晴らしさ     ゆうか

  不思議ですね。中華料理屋さんでバイトしてましたね。みんなにチヤホヤされるファニーフェイスでしたっけ。

 

                                  

 眠たいなテスト勉強疲れたな教室もどろう仲間のもとへ     ゆずほ

  同じしんどさを分け合ってくれる仲間って、大切です。改めて思います。つまらないことを誰かに聞いてもらったら、少しはやる気も出て来るんですもんね。