hakusangogo

生徒の作品を掲載します! どうぞ、よろしく

1年生の短歌 初夏 その4

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 まだ続きます。どうぞ、よろしく!

 

夏が来て冷たいものを食べながら日の出を見るすてきな夕日      男子

  日の出を見ていて夕日? 頭がこんがらがりますね。

 

夏初め暑すぎつらすぎ学べない 登校だけで体動かん         男子

  体が慣れたら、それなりに動けたりするんだろうか? そうかもしれないけど、

  上手に季節とつきあいたいです。へばるのはイヤだしなあ。

  

ジリジリと背中が焼ける暑さだなああもう嫌だ我慢できない      女子

  夏は暑いのだから、イヤだ、ということばを口にしないでやっていきたいです。

 

夏初め暑さ涼しさ混じり合うスラム街には一輪の花          男子

  スラム街ということばに驚きました。今どきの人がこんなことばを使うなんて!


入学をしてから早い一日が過ぎるの早いもう二ヶ月だ         女子

  事実を歌にしてくれました。あとはここに人と違うテーストを入れるだけです。

  違う世界はすぐそこまで来ています。どんなふうに壁を突き抜けるか、です。

 

梅雨入りは気持ち落ち込む季節だよ                 男子

  短歌を目標に作ってください。落ち込む。つらい。イヤだなどを書かないで、

  そういう気持ちを感じさせてくださいね。

 

夏が来る気温も上がり肌焼けるそろそろセミが鳴き始めるよ      女子

  夏というと、セミ・カエルって、本当はみんなそれぞれ自分の夏があるんだろうけ      

  ど、なかなかそれを書いてくれません。


川の中魚がいっぱい泳いでる足をつけると暑さが消える        男子

  こんな豊かな夏の体験って、しているんだろうか。ただのイメージ?

 

最近はあたたかくなり眠たいな帰って寝たい早く帰ろう        男子

  どうして今の若い人は疲れているんだろう。スマホのしすぎじゃないのだろうか。

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 次回は3組の作品です!