昨日、11月19日の夕方から夜にかけて、部分月食が見られたそうです。太陽に照らされて満月だったはずの昨日の月は、太陽と月との間に地球が入り込んで、満月の月のかなりの部分が暗くなっていました。
20時くらいには満月になったはずですが、そのころに家に帰りついた私は、もう空高く浮かんでいる月を見るよりも、家でゴハンを食べなくちゃいけませんでした。
花より団子、月よりもから揚げでした。昨日のから揚げはおいしかったですよ。奥さんに感謝でした。ただ、帰りが遅くなったので、揚げたてではなくなっていました。ちゃんと電話したんですが、もう電話した時にはできあがってたそうです。電話するのが遅すぎたんですね。すべて私が悪いです。反省です。
そんなにまでして見た月ですが、ずっと三日月のままでした。見たいのなら、望遠鏡をセットして、月の光をさえぎっている地球の姿を確認するくらいの意気込みが必要でしたけど、そんな装備は持っていないし、ただ見ていただけでした。
月が出る前は、こんなにきれいな夕焼けが見えました。
何だかすごいことが起こる前ぶれじゃないのか? と、変な期待感があったんですけど、ただの三日月が見えただけでしたか。まあ、それも人生というものですね。夜に散歩して、楽しかったのだから、まあいいじゃないですか。
若い人は、月なんて、ただの空の飾り物でしょうね。でも、私は、何か自然の大元締めというのか、私たちを見つめてくださっている有り難いものだと思っています。そういう月に向き合う時間を持てたこと、それに感謝したいと思います。
から揚げも大事だけど、月に向き合う時間も大事ということでした。すぐにハラは減るんですけどね。