学校から少し南の方に行って、川を見下ろせるところに来たら、そこに二雲橋というアーチ型の橋があります。そこには橋の両側にサクラの木がありますけど、今年はこのサクラを見に行くこともありませんでした。
やはり、なかなか見に行けなくなりました。昔はお昼でも、放課後でも、見に行きたい時に見に行けました。それは近いから、簡単にできたことでした。
今はなかなか行けない。残念だけど、そうなってしまいました。
いっそのこと、山奥に家があればいいんですけど、適当な物件はあるんだろうか。私のお小遣いで買えそうなおうちでもあれば、買うんですけど、お小遣いって、そんなにないですから、まあ、無理ですね。
鉄橋があって、時間が来たら、静かに電車は鉄橋を越えていく。あっという間ですし、見てる方も、ああ、電車は行ってしまった、と思うだけです。
でも、電車があると、なんでだか知らないけど、うれしいです。どこかでつながっている感じがする。ただの道路だけだったら、それはもう閉ざされた感じがするんだけど、それは私みたいな年寄りの感覚なのかな。