これはもう十年くらい前の生徒の作品です。ということは、2011年の秋だったのかな。そのころに、ゼロ戦を上から見た絵をイメージできる人がいたということです。
まあ、いろんなところでゼロ戦をイメージすることはできたんですね!
海と陸のコントラストもうまいし、2機のゼロ戦が大きくなったり小さくなったりしているのは、高度の差ですね。上のゼロ戦がほんの少し低いところを飛んでいる。
戦争末期のゼロ戦は、こんなに編隊を組めたのかどうか。まさかすべてが特攻部隊ではなかったと思うので、時には何十機で連合軍に立ち向かった時もあったかもしれません。
でも、もう戦争末期は、無敵だったゼロ戦がどんどん撃ち落されていったということだから、弱点は解明されて、そこをねらわれてみんな海に消えてったんですよ。
そういう物語の一部を版木から掘り出した先輩がいました。彼は今いくつなんだろう。もう30近くにはなっているんだろうな。