LGBT
私はLGBTへの理解について言いたい。
昔に比べるとテレビなどで知る機会が増えてきたと思われる「LGBT」という言葉。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの総称だ。
けれども、テレビで知る機会が増えたからといって、理解している人が多いわけではない。たとえば、「オネエ」「ホモ」「レズ」という言葉は、差別的に聞こえ、LGBT当事者が傷つくことがある。
テレビを見てそういう人がいることはわかっていても、「自分の友達とかにはいないから」と思っている人が多いが、それは間違いである。LGBTの人は、AB型の人や左利きの人と同じくらいいると言われ、数にすると十三人に一人の割合でいるという。「まわりにいない」のではなく、「まわりに言っている人が少ない」だけなのである。
理解されなかったらどうしよう。そういう不安がいっぱいでなかなかカミングアウトできない人が多い。LGBTとひとくくりにしているが、その中にはXジェンダー、アセクシャルなど、もっと知られていないものがたくさんある。
難しくてわからないかもしれないが、「こういう人たちもふつうにいる」「身近な存在なんだ」ということだけをわかってほしい。
★ この子は、ずっと言いたいことも言えず、主張しても、みんな聞き入れないだろうと黙っているようです。でも、しっかり、いろいろと考えている。
でも、最近ずっと友だちとおしゃべりしていて、この子の笑い顔がフツーに見られるようになって、私は「ああ、よかった」なんて思ってます。
さあ、これから、いっぺんに変わっていくわけではないけど、少しずつ世の中を変えて行けたらいいですね。