美術室の窓から

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 窓に、こんな不思議な絵が貼り付けてあります。誰が、どんな思いで、何を描いたのか、まるで見当もつきません。

 

 でも、とりあえず面白いと思います。

 なかなかステキな絵じゃないかな。パジャマなのか、着ぐるみなのか、とにかく何かをかぶっているみたいです。

 

さて、短歌です。

 

  昼下がりさえずる小鳥の子守歌 秋風とともに襲う睡魔よ    男子

 

 彼は美術部のエースでした。バスケット部にも所属した彼は文化祭で大活躍したり、スタイリッシュな絵を描いたり、いろいろ活躍しているうちに芸術系の道に進んでいきました。

 

 短歌でもいろいろと活躍してくれたけれど、この歌も上手にまとまっています。でも、彼らしいワイルドかつ繊細な感じは出せていないですね。

 

 小鳥の歌が子守歌になったよ、というのが、読む人に驚きを与えにくくなっているんでしょうか。ことばで人をビックリさせることって、なかなか難しいのです。

 

 私にもアイデアはありません。ただ、彼の上手な世界に何か足りないけど、何がいいのか、それが私にもわからないのです。

 

 上の句はわりといいリズムだから、下の句で寝てしまわずに、何か彼らしくはじけてくれたら、おもしろかったのかもしれません。