お片付けしよう! というと、私はドッチラケの身のまわりを何とかしなくちゃいけないのですけど、若い人たちにもそれぞれのお片付けがあるんでしょうね。
ゴールデンウイーク、むやみに休みが設定されていて、来年なんかは時代の節目ということで十連休になるということでした。
こんなに休みばかり設定しても、お金がないんですから、何も楽しめないじゃないですか。
文句を言っても始まらないし、もっと詩的にならなくてはいけません。
大掃除「終わりそうにはなさそうだ」
卒アルながめ
つぶやいていた 女子
啄木の三行書きが似合う短歌でした。
たぶん部屋の掃除をしようとしていた。あれこれと取り出す中に卒業アルバムが見つかった。ついつい見ているうちに、何も片付いていない部屋の中で所在なげな自分を見つける。
いつまでたっても、片付けがすまないなと半分諦めた感じでつぶやいてみた。
そういう短歌でした。よくあるといえばよくある風景です。
でも、彼女らしい切り口で描かれているような気がします。