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生徒の作品を掲載します! どうぞ、よろしく

短歌

みんなそれぞれの季節 2014

画面端オロチブレンセン二回するあいつの笑顔が目に見えるよう りゅうへい これはゲームのことなのかな。今日もネクタイ締めてがんばってるかな。 秋が来てもうすぐ冬がやって来る温かいよねかまくらの中 たくや かまくらに入ったことあるのかな。彼は野球部…

そっとあなたがささやいた! 2014

★ 2014年の河野裕子短歌賞に送った作品から5つ持ってきました! 年明けにそっとあなたがささやいた今年もずっと笑顔でいよう りさ そんなドラマのようなこと、あるんでしょうか。まあ、あるんでしょうね。私にはできませんけど、そういう関係の人もいるのか…

かきむしる夢 2013

妖精が目をかきむしる夢を見たうなされたけど起きることなし いつお そんな夢見てたんですね。流通業界でがんばってるかな。 春が来て入学式は楽しみで桜の木たちも笑っているよ たつまさ ああ、こんなかわいらしい作品書いてたのか。かわいらしすぎて入選し…

思いよ届け!  2013

2013年の河野裕子短歌賞参加作品のその1です。 桜みち君とふたりで歩く道これで最後だ思いよ届け まさやす 彼がこんなかわいらしい作品を書けるなんて、かわいすぎて入選しませんでしたね。 青い空楽しかったねあの日々は空を見上げてあなたを思う あいり …

NHKのラジオで取り上げられた!

★ 6/13・土曜 NHKラジオ第一放送の「文芸選評」において、選者の加藤千恵さんに選んでもらった作品はどれでしょう。食べ物がテーマで、これらの作品を送らせてもらいました。 番組の中で全国から届いた作品から10首ほどが話題になり、その中の1つとしてあれ…

バカだと思う 2016

★ 2016年の短歌 一学期末 三年生 ア・その言葉ほんとかうそかわからない信じる私ばかだと思う 女子 彼女はわかってたんですね。なのに、バカだと思いつつ、信じてしまったらしいです。何度も彼にだまされ、嫌な思いをした。でも、そういう人が好きになっ…

星を見ながらあなたとデンワ!

★ 2019年に卒業した子らが1年生の時の作品です。今日なんて、とても暑かったけれど、冬の作品です! タイミング悪いねえ。 2016年12月 自転車で遠くまで行った帰り道雨に降られて気分は最悪 男子 冷たい雨だったでしょう。何しに行ったんだろう。若者はむや…

お城の心 2016年

★ 去年の春に卒業していった生徒のみなさんの、1年生の1学期の作品を載せてみます。本当だったら、こんな気分を味わえたのかもしれません。今はみんな、ただボンヤリ時間が過ぎていくだけじゃないかな。何だかもったいないというか、何かモヤモヤします。…

5月1日 あたたかだ!

★ 2019年3月に卒業した子らの、1年1学期の作品を見てもらおうかな。 あたたかな気分に浸ってもらって、新しく何かしなきゃと思ってもらおう。 もちろん、都会に出てはいけないし、ウイルスはあっちこっちにあるみたいだけど、 そんなのにつかまらないように…

卒業した子らの五七五 その2

さくらんぼタネがあるけどおいしいわ 男子 あの子とサクランボのイメージが合いませんけど、食べたのかな。 自動車の運転ムズイやめたいな 男子 車校で実技とか学科とか、みんな苦労しているみたいです。そんなふうに弱音を吐いて、ふたたび元気を出すんでし…

あと三日しかないです!

こんなふうにして卒業を盛り上げてた子らもいたんですよ。今年はそういうのはなしかな。だれかの熱意がないと、イベントって、できないものなんですね。 いや、どこかで盛り上がってる人たちもいるんでしょう。それはそれでいいですね。 とにかく、あと三日…

沖縄への旅 2-3 その1

タコライスとてもうまくてさすがだな全部がすべておいしかった 男子 幸運の白蛇つかむ僕と彼お互いメガネ似たもの同士 男子 海ぶどうプチプチプチと刻む音ハマってしまい昼も食った 女子 沖縄のきれいな海でやどかりがシーサーバックに散歩する 男子 民泊の…

2018年の卒業生短歌

一昨年の卒業生は、こんな短歌を残していました。さあ、今年の卒業生はどんな作品を残してくれるんでしょう。 ・高校生最後の日だとわかっても実感がない卒業式 男子 ・卒業はやっぱりいやだしたくないでもね私は進むよ前へ 女子 ・高校の最後の冬でひきこも…

弓矢のあとがあった!

以前、松阪の短歌大会で、うちの生徒の作品が入選したのを書きました。 今回は、それを写真にしたものを貼り付けてみます。 短歌はこんな内容でした! 汗ぬぐい空を仰げば真っ直ぐな弓矢のあとにしみじみとする みんなが、この子は弓道部なんだね、すごいね…

2年生の恋の歌 つづき

昨年の秋一目惚れをした彼女ご飯に行ったけどふられてしまった 男子 イタリアン君と二人でハンバーグおいしかったが恋は終わった 二つとも同一の作者です。イタリアンなのにハンバーグ食べたなんて、何だか不思議です。さこが残念かなあ。ラーメンとか、ギョ…

会場からため息!

先日、松阪の短歌会に送った作品が表彰されるということなので、お城の近くの記念館に行ってみました。 何回か参加してはいるのですが、今年は二つの作品が評価されました。これは珍しいことで、何だか申し訳なかった。学生から三つえらばなくてはならないの…

冬の短歌 その1 2019・3年生

※ この写真は2年生の作品です! アラームを六時にセット大丈夫起きたはいいが止めてフトンへ 男子 よくあるオチでした。あと一工夫欲しいなあ。 今年初一人で行くよ東京に不安たくさんでも楽しむよ 女子 一人で東京って、何をしに行くんでしょうね。そんな…

恋の歌 2019秋 2年生

イタリアン君と二人でハンバーグ おいしかったが恋は終わった 男子 野球部の彼が、こんなことをしていたなんて、たまたまオフだったんでしょうね。これはサイゼリアに行った時のことなのかな。ハンバーグを食べるなんて、チャレンジャーですね。かっこよく食…

弓矢のあと

今日の午後から、松坂城跡の宣長記念館の短歌会に参加してきました。三時間ほどかかる長丁場の、短歌批評会です。担当の先生は大変で、参加者たちの作品を一つ一つ丁寧にコメントしなくてはなりませんでした。 私は、自分の作品は出してないけれど、生徒たち…

秋の短歌 2019卒業生

秋になり気温が下がりふと思う 今年も少しで終わってしまう 女子 そういうことを感じられるようになったら、あなたも大人の仲間入り! 大人は時間がホントに短いのですよ。あっという間に年寄りになってしまうのだから。 夏が過ぎ冬が待ち遠しい 秋過ぎて 夏…

連休明けの短歌 3年生

今までのつらいことなど乗り越えて明日に向かって楽しくいこう 男子 辛いこともあったでしょうね。これからもそりゃ続きますよ。 雨が来て風が来たなら台風だ台風対策しておかねば 男子 大変なところもありましたね。 今までは恋とは何ぞ想うけど今は恋して…

台風短歌あれこれ

台風は期待させてもやはり来ずみんなの気持ちもてあそんでる 女子 最近、週末になると台風が来るというパターンがありますね。平日にはなかなか来ません。お休みの方がありがたいけれど、平日にハラハラさせてくれるのも楽しいんだけどな。 秋なのに気温が高…

夏休み明け短歌 1年生 その3

夏休み家族みんなで旅行へGO日光浴びて全身黒い 男子 書道部とサッカー部を兼部する生徒の作品です。たくましくなったんでしょうね。 暑い夏日ざしの下で声響く熱い戦い戦いぬいた 男子 彼はまだ1年生、でも、これまでにも苦しい夏の戦いがあったんでしょ…

夏休み明けの短歌 その2

夏休み海で遊んで日焼けした肌がヒリヒリとても痛いな 女子 そうですね。高一の夏、日焼けしたんですね。楽しかったかな。 夏休みもう終わったがいろいろと経験できていい日々だった 男子 それを「いろいろ」で終わらないで、少しでも書いてくれたらいいのに…

2019年夏の新作 その1

今年の夏の新作を見てもらいましょう! 白山の緑の山は絶景で地域の人も笑顔がきれい 男子 素直にそう思ってくれているのかな、何だか見直しました。 夏はいり待ちに待ってたお祭りだ夜空に咲いた大きな火花 女子 最初の「はいり」がうまく表現できないかな…

夏の終わりの短歌

1 夏の夜楽しかった夏休み天高く光る星は特別 女子 何だか微妙です。天高くといえば秋ですね。夏が終わる感じを出したかったのかな。 下の句でもう少し何か語って欲しかったなあ。 2 夏が来て過ごす間に外見るとトンボが飛んで秋が来る 男子 高校時代はな…

女子たちのオキナワ 2018年2月

沖縄のホテルから見る透き通る海ずっと見てたい美しい町 女子 ホテルの窓から見る夜の町は、とても魅力的に私たちを誘います。そんなにキレイだから、外に繰り出してみようとしますが、いざホテルの外に出たら、何だかあぶなっかしいのです。外に出ないで、…

おきなわのうた 海

沖縄の海はきれいで貝がらたくさん見つけたよ 男子 本当にしょっぱいのかと思うほどエメラルドグリーン沖縄の海 男子 バスの中みんなで歌ったゆいまーる楽しい時間はあっという間だ 男子 冬の海沖縄だけが夏の海 男子 ★ 2017年の2月、彼ら・彼女らはおきなわ…

7月の短歌(3年前の1年生)

★ 2016年7月の短歌です。 ぼくの街古いお城の鐘の音ぼくはお城のこころ受け継ぐ 男子 彼は短歌の時も、絵を描く時も、ボソボソと作成して不思議な味を出していました。こころって、どんなものなんでしょうね。 眠くなりただただ眠い眠いだけ短歌するなら寝た…

第一回 河野裕子短歌賞 2012

2012年から始まった河野裕子短歌賞 その第1回、青春の歌で入選したのが次の作品です。胸が少し苦しくなりますよ。 ふるえてる君の右肩に手をおいた でもどうしたのとは聞けなかった 彼女が一年生の時に作った作品でした。それが二年生でどうにか入選しました…