hakusangogo

生徒の作品を掲載します! どうぞ、よろしく

文化祭は終わっちゃいましたけど……

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 いろんなことを考えさせられました。

 

 たとえば、このポスター。作者は、1年生の時にも文化祭のポスターを書いてくれたんですけど、あちらの方が私は好きでした。

 

 今、彼女が描いてる男ども、何だかわざとらしくって、あまり好きになれません。ゴメンナサイ。きっと彼女の中ではいろいろな進化があるんでしょうけど、男の絵、しかも学生服というのがむさくるしくていけないな。

 

 個人的な趣味・好みで発言しています。スミマセン。

 

 もう12月です。私は3時半から起きて、寒い中、ブログしています。

 

 誰も見ないと思うけど、今年の文化祭、みんな楽しめたんだろうか。そもそもみんなはどんなことをしたら楽しいんだろう。みんなの「楽しい」の集合体が文化祭のはずだったんだけど、楽しかっただろうか。

 

 いろいろとワクがあるから、ハメを外せないところもありますが、みんなが楽しめたら、それでいいんだけど……。

 

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ねむたさが……

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 二年生の作品です。でも、残念ながら、作者がわかりません。どうしてこの子らって、自分の名前を書くということをしないのだろう。

 

 たぶん、面倒だし、いちいち書いてられないということなんだろうな。私もそうでした。名前って、面倒です。そんなの書かなくても、私は私だし、だれにことわる必要もないのだ。

 

 でも、人に見てもらうとき、誰の作品なのか、名前がないともう永遠に埋もれてしまうのです。

 

 ねむたさが殺しにかかる六限目

 

 ねむたさを擬人化させているところ、いいですね。そして、そのねむたさに私たちは何度も殺されている。その一番恐ろしい時間が六限目なんだよ、というシンプルだけど、衝撃的な書きっぷりです。

 

 作者、たぶん、わからないでしょう。残念だなあ。

 

きっといいことあるはず!

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 今までの私は、何もかも中途半端で終わらせてしまって、自分の本当にやりたいことが何なのか分からなくなっていました。幼稚園の頃から小学三年生くらいまで水泳を習っていました。けれど、姉がバスケットを習っていて、その影響で水泳をやめ、バスケットを習うようになりました。しかし、とても練習がハードで、思ったよりもきつくて、「もう、やりたくない」と毎日思っていました。そういう日が何日か続き、バスケットの練習に行かなくなりました。

 

 何日か経ったある日、家にバスケットを習っている一緒の仲間たちが来てくれて、「また一緒にバスケしようよ」と誘いに来てくれました。みんなが帰ったあとで、親に「自分で考えな」と言われて、よく自分で考えました。

 

 考えた結果、もう一回やってみようと思い、小学四年生の時、バスケットを始めました。けれどやっぱり、バスケットを教えてくれていたコーチに怒られてばかりで、練習もかなりきつくて、「ダメだ。もうやめよう」と思い、小学五年生の時にやめてしまいました。今ではすごく後悔しています。最後まで習っておけばよかったと思います。

 

 小学五年生の最後くらいの時に、もう一回水泳をしようと思い、水泳を始めました。水泳を続けながら、小学六年の時にテニスを始め、それから水泳とテニスを頑張って続けました。

 

★ 高校でも、テニスをしたり、いろいろ頑張ってましたね。いい友だちできたのかな。

クールな彼女のハートは……

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 彼女は、もっといろんな人と友だちになりたいと思っていたはずです。

 

 でも、残念ながら、クラスには心を許せる人はいなかった。クラス替えがないクラスにいるので、彼女はずっと誰とも話をせず、心を閉じたままずっと過ごしてきたのではないかな。

 

 心を許せる人がいないというのは、想像を絶する苦しさです。誰とも話ができないし、ずっと自分を隠して生きていかなくてはならない。

 

 もう息苦しくて、どうにかなってしまいそうです。

 

 それでもずっと彼女は耐えていました。クラブで心を許せる友だちに出会えたらよかったけれど、それもありませんでした。

 

 そんな彼女が、最近はずっと男の子(同級生)と話をしながら、楽しそうに電車を降りてきます。その男の子もあまり他人とうまくやれる人ではなくて、いろいろとまわりに気を配れる、賢い子なのに、どういうわけか孤立していた子でした。

 

 そんな二人が今、たぶんつきあっていないと思うし、ただの友だちだと思われますが、楽しそうに過ごしています。

 

 それを見て私は、少しホッとしています。

 

 それだけですべてOKというわけにはいかないだろうけど、でも、二人としても、卒業を前にして、少しだけ楽しい時間が過ごせているようで、よかったなと思っています。

 

 彼女の作品は、ペロッと舌を出して笑ってる女の子みたいで、「わかる?」とか、

「そんなの知らないよ!」とか言ってそうな感じの作品です。

 

 もっともっと、いろいろ描いてもらえたらよかったのにね。

 

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平凡に過ごせたら……

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   平凡に過ごせたら……
          
 私が今、一番に言いたいことはお金が欲しいです。毎日そう思います。お金がたくさんあったら、大好きな友だちと出かけたり、好きなグループのライブに行けたりと最高だからです。夏休みになったら、ほんとにその気持ちが強くなります。韓国のグループに今は一番会いたいです。

 

 でも、お金が少ないと、会える回数は少なくなるし、グッズなども買える範囲が限られてくるから、やっぱりお金はたくさん欲しいです。そのため、早く大人になって働いてたくさん稼ぎたいです。

 

 他には、私の大好きな友だちが私にやさしくなって欲しいです。彼女はツンデレだから、冷たいときはとことん冷たくて、やさしいときはすごくやさしいです。そういうところがすごく好きだけど、もっとやさしかったらもっと大好きになります。

 

 本人はたぶん「きもいからやめて欲しい」と言うと思うけど、私はそれでも彼女がやさしくて、私のことを大好きなのは知っているので、信じています。 私はすごくポジティブなヤツみたいだけど、彼女が冷たくなったり、怒ったりしてると同じように悲しくなり、テンションが下がります。

 

 今これだけは本当に言いたいことは、ずっとこんな感じで毎日平凡に過ごせたら幸せだなってことです。

 

★ これが彼女の思うことなのか? そうなのかもしれないし、ウソなのかなとか疑ったり、イマイチ信用できないところがあります。

 

 でも、お金が欲しいこと。友だちと仲良くしたいこと。平凡に過ごしたいという願い。これらは真実だと思います。あまりに真実すぎて、そのまま過ぎて、こんなにむき出しの願いを出していいのだろうかと不安になったりします。

 

 普段の彼女は、言いたいことも言わず、なんとなくとりつく島がなく、無愛想で、言いたいことをまるで言えていない気がする。

男の子? 女の子?

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 これは女の子なんだろうか? たぶん、男の子なんでしょうね。

 

 日本に、こんな男の子はいませんよ。漫画やアニメの世界にならいるでしょうけど、現実にはいない。でも、それが韓国だったら、こういう男の子がどういうわけかいるようです。そりゃ、日本の女の子たちは、韓国にあこがれを抱いてしまうでしょう。

 

 チヤホヤしている時はいいんだけど、こういう男の子が年を取ったら、どういう姿になるのか、私は怖いくらいです。まあ、私が心配しても仕方がないけど……。

 

 みんなが、理想の姿を求めている。それは若い時だけ。年を取ると、たいていの人は、年齢に合わせたような姿に変わっていきます。

 

 無理を重ねる人もいるだろうけど、それはしんどいことですね。

 

 作品は、美術部1年生女子のものでした。お借りしました!

すごいでしょ! このキラキラ感がすごいです。

がんばれ! 学生支援機構

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 以前、学生支援機構に電話したことがありました。日本全国を相手にしているところだし、ここに用事のある人は、何だか込み入った内容の問い合わせに来ているわけです。簡単に聞いてすぐ終わりというわけにはいきません。

 

 そして、窓口はたいてい通話中か、何回かけても通じないのです。

 

 それで、たまたま通じた時には、たぶん、電話は通じないかもしれないので、faxで問い合わせの件を尋ねてください。そうしたら、お応えできるかもしれません。と、教えてくださいました。

 

 きっと向こうも少ないメンバーで全国を相手に、無理難題をふっかけてくる応募者たちに対応しなくてはいけないし、苦肉の策だったことでしょう。そうすると、向こうで時間を作って対応してくださるらしい。

 

 そもそも、どうして日本にはちゃんとした奨学金がないんだ? よその国は、もう少し勉強をやりたいけれどもお金がない優秀な若者を、国家全体で支えようという考え方がありました。

 

 それに比べて、日本の奨学金は、専門学校でもどこでもいいから、とにかく進学したい若者は、国がお金を貸すから、それを卒業後すぐに働いて、どんどん返してくれよ。お金の取り立ては別の組織でやるんだぜ、だから、それは怖いぜ。だから、ちゃんと連帯保証人も付けて、ちゃんと返すんだぜ!

 

 そういう国家がやっているローン組織でした。国民皆さまのお金ですから、借りる方も、心して借りて、卒業したらさっさと返してくださいよ。という考え方であり、根本が違っているのです。

 

 教育を支える安全弁ではないのです。これは国家によるローンの運営です。家だって、土地だって、起業だって、すべて国に奉仕してもらうための、その前段階のローンでした。育てようなんていう甘い考えは一切ないのです。

 

 今日も、明日も、契約は続いていくでしょう。何万といる生徒たちに借金をさせて、本人たちの自助努力で返済させるシステム。これはいつまで続くんだろう。

 

 みんながこれでいいと思っているみたいだから、私は何とも言えないけど、もう少し有能な若者を育てるためのローンであってくれればと思うんです。